OpenHack DevOpsに参加しました
最近OpenHackのDevOpsカテゴリに参加しましたのでそのレポートとなります。
OpenHack DevOpsとは
OpenHackについては上記の公式ページに記載されています。
AIやContainerといくつかのカテゴリが存在するのですが、今回はMicrosoftの方からご紹介いただいたDevOpsのOpenHackに参加しました。
OpenHack DevOpsについては下記のように記載されています。
DevOps OpenHack enables sound DevOps fundamental upskilling and developing Zero-downtime deployment strategies, which translates to reduced friction in production deployments, ensures that deployments of new features can occur more frequently and safely without requiring system downtime.
(DevOps OpenHackは、健全なDevOpsの根本的なスキルアップとゼロダウンタイム展開戦略の開発を可能にし、本番展開での摩擦を減らし、システムのダウンタイムを必要とせずに新機能の展開をより頻繁かつ安全に行うことができます。)
必要な技術要件は下記の通り記載されています。
GitHub or Azure DevOps (team choice), Azure App Service, Log Analytics, Application Insights, Azure Monitor, Azure SQL Database, Azure Container Registry, Key Vault, Bicep, Terraform
OpenHack DevOps参加レポート
参加形態について
今回は会社のメンバーとチームとして参加しました。ソロでの参加も問題ないようでその場合は2~3人(最大5人)からなるチームになるように編成されるようです。
今回はちょっと無理言って会社で参加する全員(5人)を1チームにしてもらいました。チーム編成まわりのわがままは結構聞いていただけるようです。
知識を得る、できることを増やす、自分がどこまでできるかチャレンジするというベースであればソロでインスタントなチーム内で活躍するのが全然いいと思うのですが、会社のチームで参加するほうが色々得るものは多いと思いました。
今回はワイガヤになると予想していたので、会社の会議室を使ってそこに集まるという方式をとり(他のメンバーからするとずるい)、案の定議論が活発にされたので会議室をとったのは良い判断だったと思います。
デメリットがあるとするならば普段会社で一緒に仕事をしているメンバーなので
要素技術の話で横道にそれて業務に落とし込んだ話になったり、ガチ運用を考える方向に行ったりとしがちだったことですね。
(課題を片付けていくという目的に対してはデメリットなのですが個人的にはメリット寄りの内容ではあります。)
用意しなければいけないもの
特にありません。ありとあらゆる環境は用意していただけるので、なにかの契約をして置かなければいけない。などの制約は存在しませんでした。
ただ、Microsoftの方の紹介で参加したので会社で関わりのあるMicrosoft社員の方や、Twitter等で観測できるMicrosoftの社員の方に相談してみるのがいいと思います。
参加に必要な技術レベル
問題内容はNDAなので詳細にはかけませんが、まったくのプログラム初心者やAzureを使用するのでAzureの初心者が受けるには厳しい内容だとは思います。
ただ、詰まってたらコーチが助言してくれたりもしてくれるのでDevOpsで必要なCICDの知識や、BicepやTerraformといったIaCの知識がバッチリないといけないかというとそうでもなさそうな印象です。
(実際ウチのチームはIaCの実践とかは皆無でTerraformもかじったくらいの知識を持ってる人が2人いるくらいだった)
少なくとも自動化のイメージができるという意味では、ソースコードのビルドからデプロイまでの工程をコマンドで実行できるとかのレベルがあれば十分かもしれません。
デプロイする対象のコードはC#からnode.js、Javaといろいろ揃っているのですが、普段自分たちが触っていない言語が出てくると面食らうと思うので、それくらいであれば一回MSの方に聞いてもいいかもしれません。
参加した感想
参加するまでは難しそうという不安がありはしたのですが、参加してみると非常に楽しいものでした。
DevOpsの課題は実際の業務にありがちな問題に対する解決というものだったので、自分たちの業務に落とし込むことも容易でしたし活かせるものは非常に多かったです。
こういった研修(?)に会社で参加するとなると、代表者が参加して持ち帰って共有して…といった流れになりがちかもしれませんが
会社のチームで参加すると議論も深まってより良いものになると感じますので、ぜひチームで参加することも検討してみてください。
ある程度課題を片付けるとデジタルバッチも貰えます(貰えた。良かった。)